音楽を楽しめる時代、しっかり音楽を楽しもう
マツモトミュージックボックス:MMBの松本 航です。
MMBは、岡山の音楽スタジオで、50メートル歩けば海と多島美の瀬戸内海のロケーションで楽曲製作をしております。
音楽を誰もが楽しめる時代、国に生まれた私たちはとても
恵まれているといえます。
そもそも、哲学的に音楽とは?
『音楽』について解説していきます。
目次
音楽の語源
歌や楽器をされているかたは、壁に行き詰まったときや練習が行き詰っているときなどに
「音楽は音を楽しむもの」と気持ちを奮い立たせるときがあります。
ーーーだから、楽しむことが大事。
この言葉で、頑張れて音楽を続けていけるかたも
多いのではないでしょうか。
しかしながら音楽の語源は若干違うようです。
諸説ありますが、なんと
音楽で使われる『楽』は楽しいという意味ではないということです。
・音は音で
・楽は楽器
楽は象形文字から生まれたようで、
楽器をかたどっています。
その後
意味が後付けされたようで
・楽する
・楽しい
など意味あいが若干違うものもあるのも
うなずけます。
参考に
https://okjiten.jp/sp/kanji261.html
こちらのサイトでも
どんぐりを付けた楽器の象形と記されています。
音を楽器で出すという事
『音を楽器で出すという事』
そのものがおおもとの音楽の由来ということで
ありますが
当時は科学的に解明されていないながらも
音による高揚感であったり
一体感を生み出したり
儀式に使われていたりと
感情をコントロールする為に使われたと思います。
音楽の特性上、政治的なものにも使われるという考えには容易く辿り着けます。
楽しさを演出するのはもちろんですが、戦場で鼓舞させたり、死を弔ったり様々なシーンで使われた音楽ですが
現在の多様化した音楽シーンであるからこそ
音楽を聴き高揚したり楽しい気持ちになったり
涙したり個人の感情を揺さぶることができます。
音を楽しめることができる時代
現代人は、時代の産物を選択することができる。
祭りではハヤシで高揚感を高め
ラグジュアリーな気分の時は中世の音楽家でしっとりとした気分に浸り
自由と平和を求めた時代のビートルズの歌に共感する。
音を楽しめることができる時代に生まれてきて
本当に良かったと思います。
音を楽しむのが音楽というのは現代人の
後付けのエゴだったとしても
音楽の素晴らしさはその時代、時代を
反映しながら引き継がれていく。
時代の視点でその素晴らしさを噛みしめながら
聞いたり奏でたりすると
また違った感覚かもしれません。
この時代に生き、音を聞いたり奏でられるだけでも
本当に贅沢で、素晴らしいことです。
奏でられる喜びを噛みしめて、日々を大事に
生きていきましょう♪
それではまた。