~歌が上達するステップ~ センスを上げる音楽の聴き方。
おはようございます。
マツモトミュージックボックス:MMBの松本 航です。
MMBは、岡山の音楽スタジオで、50メートル歩けば
海と多島美の瀬戸内海のロケーションで、
楽曲製作をしております。
先日、こんなツイートをしました。
歌がもっと上手くなりたい!
でも何か効率的な、違う方法って
ないのかな?
ならば音楽の「聴き方」を
変えてみたらどうですか?
「聴き方」を変えれば、
上手くなるんですか?
大切なのは1曲を、
『どう聴くか』です。
~記事の内容~
【歌が上手い人ほど音楽を聴き込む】
〇細部まで真剣に聴き込む。
→聴き込む上で、必要な3原則。
【リズムのグルーブ感を深く体感する】
〇グルーブ感とは。
〇ウラ拍とは。
【グルーブ感を体得する上で、
知っておいた方がいい音楽用語。】
〇シンコペーション
【まとめ】
目次
歌が上手い人ほど
音楽を聴き込む。
様々なジャンルを聴いたりするのも、
もちろん大切です。
注目すべき点は、1曲を「どう聴くか」です。
様々な歌い方を学んだとしても、
ただの「真似」ではダメです。
その歌い方を体現、アウトプットするには
自分の中に落とし込めなければ、
表現は上手くできません。
細部まで真剣に聴き込む。
聴き込む上で、必要な3原則をお教えします。
それは
『思考、分析、研究』
です。
思考
⇓
どのようにしたらあの歌手のように
感情を込めて、上手く歌えるようになるのか。
歌声の抑揚、リズム感、音程、など
深く考えることは、理想のイメージを
構築することに繋がります。
分析
⇓
楽曲やメロディーがどのように
構成されているのか。
曲の全体像を捉え、
どのように表現されているか分析する。
研究
⇓
楽曲、歌詞を聴き込んで、
その楽曲への理解を深めること。
世界観を理解することは、
表現力の向上にも繋がります。
思考、分析、研究といった言葉を使うと
固く、大げさに感じますよね。
でも、本当に歌が好きで上手い人は、
「歌が大好き」という気持ちを第一に持って、
好奇心、探求心から
楽しみながら自分と向き合い、
自然と思考、分析、研究をしているものです。
息遣い、声のニュアンス、
間合いによるリズムとの
絶妙な音の振動、響き。
それによって聴き手の心に
曲の世界観を共鳴させます。
歌を上達させて聴く人に届く歌が
歌いたいと本気で考えているのなら、
深く、本気で音楽を聴くべきです。
リズムのグルーブ感を
深く体感する
グルーブ感とは。
グルーブ感とは乗り(ノリ)とも
言い換えることができます。
そしてグルーブ感、リズム感がある人は、
「ウラのリズム」
いわゆる「ウラの拍」を体得しています。
絶妙な「ノリ」は偶然の産物ではありません。
一流のアーティスト達は例外なく、
これを意図的に生み出しています。
ウラ拍とは。
音楽でリズムをきざむ時に重要なのが
「表拍と裏拍」です。
わかりやすく
手拍子をしてみましょう。
「1、2、3、4」
「1、2、3、4」
↑上記の数の部分が「オモテ」
「、」のアクセントが「ウラ」です。
「1(ウン)、2(ウン)、3(ウン)、4(ウン)」
実際にやってみると、
リズムを体感できると思います。
手拍子している際に、
手を打った瞬間が「オモテ」
手を打って離した瞬間、
休みの部分が「ウラ」になります。
裏拍をとるコツとしては、
表拍を最初にとっておくと、
裏拍もとりやすくなると思います。
後はオモテとウラという拍の存在を
音楽を聴きながらでも、
意識して覚えることですね!
グルーブ感を体得する上で、
知っておいた方がいい音楽用語。
シンコペーション
強い拍と弱い拍の位置を変えてリズムに変化を与え、
リズムが先に食い込むように入ることを
シンコペーションといいます。
強弱をつけることで拍子感が生まれます。
教則本にもよく出てきます!
リズム感を勉強する上では、
知っておいた方がいいと思います!
まとめ
「聴き方」を考え、深く研究することによって、
また違うアプローチで、歌うためのスキルを
向上することができると、知ってもらえたと思います。
ここで名言ツイート。
楽曲には様々な『色』があります。
その色彩を生かすために、
技術や表現の引き出しを
多く持っておくことが必要です。
そのためには今よりもっと
「音楽」を好きになって、
聴くことの意識を高めること。
このブログを最後までご覧になった方の、
「音楽」に対する気持ちが
更に楽しく、ワクワクするものに
変われば、幸いです。
それではまた。
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